光センサーの情報で「光センサー」と一致するもの

光センサーの動作原理

ここでは3つの光センサー動作原理について簡単に説明します。

もっとも一般的な光センサー動作原理は光起電力効果を利用したもの。
光があたると電力が発生する、非常にわかりやすい光センサー動作原理です。
部品にフォトトランジスタ、太陽電池などが使われています。

ポピュラーになりつつある光センサー動作原理が光導電効果。
半導体や絶縁体に光があたると電気を伝える電子が増えることを利用しています。
部品にcdsセルなどが使われています。

光センサー動作原理、最後の1つは光電子放出効果。
光電管やフォトマルなどを使った、電子の放出を利用する光センサー動作原理です。

光センサーの基礎知識:フォトトランジスタ

光センサーによく使われている部品が、フォトトランジスタ。
フォトトランジスタはフォトダイオードとトランジスタが組み合わされた物です。

フォトダイオードは光を受けると小さな電流を発します。
この電流だけでは光センサーを動かすことはできないので、トランジスタで増幅する必要があるのです。
こうしてフォトトランジスタは光センサーの一部として働いています。

フォトトランジスタは光センサーの部品としては非常にポピュラーなもの。
寿命が長い、反応が速い、低価格といった理由から、多くの光センサーにフォトトランジスタが使われているのです。

光センサーのオルゴール

ふたを開けると音が鳴り出すオルゴール、素敵ですよね。
以前は機械的なしかけの物が多かったのですが、いまやオルゴールにも光センサーが使われる時代です。

仕組みは、周囲が暗くなると自動的に明かりがつくライトの逆。
周囲が明るくなると光センサーによって電源が入り、オルゴールが鳴ります。
ふたを開けることでオルゴール内部に差し込む光を光センサーが検知しているのです。

最近では光センサーとオルゴールがセットになったシールのような物も売られています。
そのシールをただ箱の内部に貼るだけで、光センサーオルゴールの完成。
プレゼントの箱に忍ばせてみてはいかが?

光センサーの回路

光センサー回路を使えば自宅で光センサーを搭載したさまざまなアイテムを作ることができます。
回路図が読めて電子工作の心得があるのならば言うことなし。
そうじゃない人でも光センサー回路を含んだキットを買えば、比較的簡単にできますよ。

光センサー回路を使った電子工作は、暗くなったら明かりがつくライト定番。
これを応用すれば、部屋の電気を消すと点灯し、時間で自動的に消灯するおやすみライトなどを作ることができます。

また、光センサー回路を利用すれば開けると音が鳴るアクセサリーボックスも作れます。
女性へのプレゼントに良さそうですよね。

可視光センサー

可視光センサーとは、人間の目で見える光を利用したセンサーのことです。

光のすべてが人間の目に見えているわけではありません。
みなさんおなじみの赤外線や紫外線は目に見えない物で、それ以外の光を可視光と呼びます。
その可視光を利用したのが可視光センサーです。

可視光センサーは、人間の目に近い反応をすることが特徴。
この特長を活かし、ディスプレイの明るさを調節するのに可視光センサーが使われることがあります。
ディスプレイを実際に見るのは人間ですから、
センサーもより人間の目に近い可視光センサーが使われるというわけですね。

防犯用の光センサー

光センサーは防犯のために多く使われています。
もっとも一般的な暗くなると明かりがつく光センサーも、
留守の間に作動させておくことで防犯アイテムとして使えるんですよ。

人が近づくと光センサーで明かりがつくライトも、家族の帰宅時に便利なだけではなく、
不審者の接近にいち早く気づけるということで立派な防犯アイテムといえます。

周囲が明るくなると大きな音が出る光センサーアラームは金庫や車のトランクに入れておけば防犯対策になります。
光センサーアラームはホームセンターの防犯コーナーなどで売っていますので、試してみてはいかがでしょうか。

光センサーのライト

光センサーがもっとも身近に使われているのは、ライト。
どの家にも一つくらい、光センサーのライトがあるはずです。
あなたが気づいていないだけで、実はあれも、これも、光センサーのライトだったなんてこともあるかもしれませんね。

光センサーのライトというと、周囲が暗くなった時に自動的に点灯するものが思い浮かびますが、他にもたくさんあります。
人が近づくと明かりがつく物や、ドアを開けると明かりがつく物も光センサーのライトです。
これらは赤外線センサー、人体センサー、モーションセンサーといった名前で呼ばれることもあります。

光センサーのスイッチ

光センサーのスイッチとは、光センサーによって自動的に電源のスイッチが入る便利な物。
用途は暗くなったら自動的に明かりをつける、ドアが開いたら警報機を鳴らす、などさまざまです。
ライトや警報機事自体に光センサーがついていなくても、光センサーのスイッチをつけるだけでOKですよ。

コンセントタイプの光センサースイッチなら電源の供給も心配なし。
最近では防止加工の光センサースイッチも増えてきていますので、用途がぐっと広がっています。
防犯、ガーデニング、さまざまな目的で多くの人が光センサースイッチを生活に取り入れているのです。

cds光センサー

光センサーは動作原理によって使われる部品が違います。
代表的な光センサーの部品はフォトトランジスタ、太陽電池、光電管など。
これらは各種計測器や、医療機器、通信情報機器などに使われています。

日常生活に密接している光センサー(自動点灯する灯りなど)の部品はcdsセルと呼ばれている物。
cdsセルがなければ、私たちの生活がとても不便になってしまいます。

cdsセルを使った光センサーは反応速度は遅めなのですが、
cdsセルを使うことで小型の光センサーを安価で作ることができます。
cdsセルのおかげで家庭でも手軽に光センサーの恩恵が受けられるのです。

光センサーとは

光センサーとは、光によって物の大きさや形を検知する機械のこと。
検知する方法によって透過型光センサーと反射型光センサーに分けられます。

透過型光センサーは光を出す部分と受け取る部分が向かい合うように付いていて、
反射型光センサーはそれが同じ方向に向けられています。
どちらも出ている光が物体によりさえぎられたりすることで、
受け取り側がその物体の大きさや形などを把握する仕組みになっています。

光センサーは自動ドア、ATM、自動改札、光学式マウスなどさまざまな物に使われています。
光センサーは私たちの生活になくてはならないものなのです。

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